会議の議事録作成に、何時間もかけていませんか？
録音データを聞き返して文字起こしし、要点をまとめて共有する――そんな面倒な作業を、AIが代わりにこなしてくれる時代がやってきました。

今回は、Googleが提供するAIノート「NotebookLM」を使って、会議の音声データから簡単に文字起こし・要約ができる方法をご紹介します。
情報共有のスピードと精度を一気に高める、注目のツールです。

NotebookLMとは？

NotebookLMは、Googleが開発したAIアシスタント付きノートアプリです。
特徴は、自分のノートやファイルをAIが「理解」し、その内容に基づいて要約、質問応答、内容整理などをしてくれる点。Google DocsやPDF、テキストファイルなどを取り込めるほか、音声ファイルの取り込みも可能です。

会議の音声データ → 自動文字起こしの流れ

NotebookLMを使えば、次のような手順で会議の録音データから文字起こしが可能です。

ステップ1：音声データのアップロード

録音したMP3やWAVファイルをNotebookLMにアップロード（もしくはGoogle Driveからリンク）。
※事前に文字起こししたテキスト（例：Google Recorderなどで生成）を使う方法もあります。

ステップ2：NotebookLMが文字起こしテキストを読み取り

アップロードされたテキストをNotebookLMがインポートし、内容の理解・分析を行います。

ステップ3：AIに「要約」や「議事録の作成」を指示

たとえば、「この会議の要点を200文字でまとめて」や「この会議で決まったことを箇条書きで教えて」と聞くだけで、AIが瞬時に整理してくれます。

なぜNotebookLMが便利なのか？

1.録音を聞き返す時間ゼロ
　→ AIが自動で内容を把握・要約

2.要点抽出が得意、共有が早い
　→ 文字起こし＋要点抽出ですぐに配布でき、漏れや偏りの少ない議事録作成が可能です。

3.曖昧な記憶を確認できる
　→ 「○○さんは何と言っていた？」と聞けば、発言内容を検索してくれる

文字起こしの精度を左右する「録音機器の重要性」

文字起こしAIの精度を高めるには、実は録音環境と機材選びが重要です。

• 会議室全体を高音質で収音できるマイクか
• ノイズカットや指向性設定が適切か
• 録音レベルが安定しているか

こうしたポイントを押さえた録音機器を使用することで、文字起こしの誤変換や抜け漏れが大幅に減り、NotebookLMでの解析結果も格段に向上します。

当社のレコーダーレンタルサービスのご案内

当社では、会議録音に最適な高性能ICレコーダーや会議用マイクスピーカーのレンタルサービスを取り扱っています。

✔ ノイズを抑えクリアに録音できるモデル
✔ USB接続でそのままPCへデータ転送可能
✔ 急な会議や出張先での録音にも即対応

短期から長期まで柔軟なレンタルプランをご用意しておりますので、AI文字起こし・議事録作成の効率化を検討中の方はぜひお問い合わせください。

アップロードしたデータは学習される？

NotebookLMにアップロードした音声データやファイルは、ユーザーのノート内だけで使用され、GoogleのAIの学習には使われません。
つまり、プライバシーは確保されており、あなたの情報が他人のAIに活用されることはないということです。安心して会議録や資料をアップロードできます。

※ただし、Googleの利用規約やNotebookLMのプライバシーポリシーは都度変更される可能性があります。公式サイトで最新情報をご確認ください。

まとめ

NotebookLMを活用すれば、これまで負担だった会議の文字起こし・要約作業が、驚くほどスムーズになります。
「議事録作成はAIに任せて、本来の業務に集中する」――そんな働き方を実現してみませんか？