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⚠️【重要】Windowsアップデート後にOBS・NDI®で不具合報告|原因と対策

こんにちは、SI事業部の”H”です!

2025年8月に配信されたWindows 10/11の最新アップデート以降、OBS StudioとNDI®(Network Device Interface)を利用しているユーザーの一部から、映像や音声の配信に不具合が発生する事例が報告されています。

特に、NDI®経由での映像転送・録画が途切れる、カクつく、音声がずれるといった症状が確認されています。

この記事では、公開されている情報やユーザー報告をもとに、不具合の概要と考えられる原因、回避策をまとめます。


🧩 NDI®とOBS Studioとは?

🔹 NDI®(Network Device Interface)

NDI®はNewTek社が提供する、映像や音声をネットワーク経由でリアルタイムに送受信できる技術です。LAN上で複数のPCやカメラを接続できるため、ライブ配信や教育現場で広く使われています。

※NDI®はNewTek社の登録商標です。

🔹 OBS Studio

OBS Studioは、無料で利用できる高機能な配信・録画ソフトです。画面キャプチャ、シーン切り替え、音声ミキシングなどが可能で、NDI®と組み合わせることで複数PC間の柔軟な映像配信が可能になります。


⚠️ 報告されている不具合の概要

  • 対象OS:Windows 10(21H2/22H2)、Windows 11(24H2)
    ※該当する更新プログラムは以下の通りです:
    • Windows 10:KB5063709
    • Windows 11:KB5063878
  • 影響範囲:OBS Studio + NDI®による映像・音声配信
  • 主な症状
    • 映像が途切れる・カクつく
    • 音声の遅延・同期ズレ
    • ネットワーク転送が不安定になる

🧠 考えられる原因

一部のユーザー報告や技術情報によると、最新のWindowsアップデート(KB5063709 / KB5063878)でネットワーク通信の挙動に変更があり、NDI®の「RUDP接続モード」で不安定さが発生している可能性が指摘されています。

※Microsoftの既知の問題情報(KB)やOBS公式フォーラムの情報を確認することをおすすめします。
(例:Microsoftサポートページ、OBS Forum、NDI Tools公式サイト)


🛠️ 回避策(推奨されている方法)

NDI®の設定変更によって改善するケースが報告されています。

✅ NDI Access Managerでの設定変更

  1. NDI Toolsをインストール
  2. 「NDI Access Manager」を起動
  3. 「Advanced」タブを開く
  4. 「Receive Mode」を「Single TCP」または「UDP」に変更
  5. 「OK」で保存

※複数PCでNDI®を利用している場合は、すべてのPCで同様の設定を行ってください。


📌 運用上の注意点

  • アップデート前と比べて不具合が解消されるか、テストを行ってから本番利用に移行しましょう。
  • OBS StudioやNDI® Toolsの最新バージョンへの更新も推奨されます。
  • どうしても業務影響が大きい場合は、Windowsアップデート(KB5063709 / KB5063878)のロールバックを検討する方法もありますが、セキュリティリスクを伴うため慎重な判断が必要です。

🎓 まとめ

  • 2025年8月のWindowsアップデート(KB5063709 / KB5063878)以降、OBS Studio+NDI®環境で不具合報告が出ている
  • 主にNDI®の通信方式(RUDP)が影響している可能性がある
  • 「NDI Access Manager」で通信モードを変更することで回避できる場合がある
  • 最新情報はMicrosoft公式の「既知の問題」ページやOBS/NDI®公式フォーラムで随時確認を推奨

※この記事は、Web上のパソコン関連情報をもとに、私 “H” がCopilot・ChatGPT・Gemini(生成AI)の力を借りて独自に作成した情報提供を目的とした解説記事です。