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クラシック版OutlookでGmail・Yahoo!メールが同期できない問題について(エラー 0x800CCC0E/0x800CCC0F)

いつも当スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

本記事はこんな方におすすめ

・Outlook(クラシック版)で Gmail または Yahoo!メールをご利用の方
・パスワード変更後、メールの送受信ができなくなった方
・安全に試せる公式の回避策を知りたい方

基本情報(公式情報に基づく)

項目内容
公開日/更新日最終更新日:2026年3月9日(日本語ページ表記)
記事種別不具合・既知の問題(調査中)
KB番号/CVE番号現時点では未公表(サポート記事の状態は「調査中」)
影響範囲従来の Outlook(クラシック版)で Gmail または Yahoo!メールを利用している環境

発生している事象

Gmail や Yahoo!メール側でパスワードを変更した後、本来であれば Outlook(クラシック版)上で「再サインイン」の画面が表示されるべきところ、再サインインが求められないままデータ同期に失敗する可能性があります。

この状態になると、メールの送信・受信時に 「0x800CCC0E」「0x800CCC0F」 といったエラーが表示され、タスクの同期も行えなくなります。

原因

Microsoft の公式見解によると、パスワード変更後に必要となる再認証(再サインイン)のプロンプトが正しく表示されないことが不具合の要点です。現在、Outlook チームが調査中であり、修正状況は順次アップデートされる見込みです。


対処方法・回避策(公式案内)

現時点で案内されている回避策は、Outlook に保存されている古い認証キャッシュを一度クリアし、強制的に再サインインを促す方法です。

【注意】 レジストリ操作はシステムに影響を与える可能性があるため、慎重に行ってください。ご不安な場合は、作業前にレジストリのバックアップを取るか、弊社サポートスタッフへご相談ください。

操作手順

  1. Windows の「ファイル名を指定して実行」(ショートカット:Win + R キー)を開き、「regedit」 と入力してレジストリエディタを起動します。
  2. アドレス欄に以下のパスを貼り付けて移動します。 HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Common\Identity\Identities
  3. Identities キーの下にあるサブキー(英数字の長い名前のフォルダ)を一つずつ確認します。
  4. 画面右側のペインに表示される 「EmailAddress」 の値を見て、同期できていないメールアドレスと一致する ID キーを特定し、そのフォルダごと削除します。
  5. Outlook(クラシック版)を再起動します。
  6. サインイン画面が表示されるので、新しい正しいパスワードを入力してください。

これにより、認証が正常に更新され、同期が再開されます。


注意点・補足

  • 恒久的な修正について: 本件は現在「調査中」です。今後、Office のアップデートにより自動的に修正される可能性があるため、定期的な Office の更新を推奨します。
  • 対象アプリ: 本記事は「従来の Outlook(クラシック版)」に関する情報です。「新しい Outlook」をご利用の場合は、この現象が発生する可能性は現時点で未確認です。

まとめ

今回の不具合は、パスワード変更後の「再認証」が正しくトリガーされないことが原因です。公式の回避策であるレジストリの削除により、多くのケースで改善が見込まれます。

設定変更やレジストリ操作にご不安がある場合は、弊社サポートスタッフ(SI事業部 サポート担当)が丁寧にご案内いたします。お気軽にお問い合わせください。


免責事項・商標補足

  • 本記事の内容は Microsoft 公式サポートの公開情報(2026年3月時点)に基づいており、今後の更新により変更される可能性があります。
  • Microsoft、Outlook、Windows は Microsoft Corporation の商標または登録商標です。
  • Gmail、Google は Google LLC の商標です。Yahoo! および Yahoo!メールは各社の商標です。
  • 本手順の実施にあたっては、お客様の環境に応じた十分なご確認をお願いいたします。作業に伴い発生した不具合について、当社では責任を負いかねます。