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⚠️【注意喚起】Windows 11 バージョン24H2に関する不具合情報(2025年4月時点)

はじめまして、SI事業部のHです。

今回は、Windows 11 バージョン 24H2 に関する重要な情報を共有します。
Microsoftが発表した最新の互換性問題について、簡潔にまとめました。


🛑 何が起きているの?

Microsoft は、Windows 11 バージョン 24H2と、sprotect.sys というドライバーの間に互換性の問題があると発表しました。

✳️ sprotect.sysとは?

  • SenseShield Technology Co が提供する暗号化保護ドライバー
  • 特殊なセキュリティソフトやエンタープライズ向けアプリで使われています
  • アプリのインストール時に自動で導入されることがあります

💥 問題の内容

sprotect.sys ドライバーを使用しているPCで、以下の問題が発生する可能性があります:

  • デバイスが応答しなくなる(フリーズ)
  • 青または黒の画面(ブルースクリーンやブラックスクリーン)エラーが表示される

対象ドライバーのバージョン:

  • 1.0.2.372
  • 1.0.3.48903

🔒 Microsoftの対応

Microsoftは、安全性を保つために以下のような対応を行っています:

  • 互換性ホールドを適用し、該当ドライバーが入っているPCには自動アップデートを停止
  • Windows Update を通じて 24H2へのアップデートは提供されません

該当PCの [設定] → [Windows Update] には「現時点で操作は不要」と表示されます。


❗ 手動アップデートに注意

⚠️ インストール アシスタントやメディア作成ツールを使って、手動でバージョン24H2にアップデートするのは推奨されません。

不具合が発生するリスクがありますので、解決策が提供されるまで待ちましょう。


🔍 IT管理者向け情報

  • セーフガード ID:56318982
  • 詳細は KB5006965 を参照

🛠 今後の対応

現在、SenseShield社が問題を調査中。
Microsoftと連携して、解決策がまとまり次第、順次情報が提供される予定です。


💡まとめ

項目内容
問題対象Windows 11 バージョン24H2
原因sprotect.sysドライバーとの互換性問題
症状フリーズ・ブルースクリーン等
対応アップデートの自動配信を停止
注意点手動アップデートは非推奨

今後の更新を待ちましょう!
安全にWindowsを使うためにも、無理にアップデートせず、公式の情報を確認しながら進めてくださいね。

参考URL(Windows 11、バージョン 24H2 の既知の問題と通知 | Microsoft Learn)