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後悔しないType-Cケーブルの選び方
お久しぶりです!SI事業部のIです。
前回は、USBの「コネクタの形」「世代」「名前の再整理」について整理しました。
👉 前回の記事はこちら:USBの規格をおさらいしよう
…というややこしさに触れましたが、今回はその続きとして、今や主流の「USB Type-Cケーブル」の落とし穴に迫ります。
最近ではスマホ、ノートPC、モニター、ゲーム機などなど…
大半の機器がType-Cケーブルを採用しています。
👨「とりあえずType-Cケーブルを買えば何でもつながるでしょ?」
……と思ったあなた(私の事なのですが)
その考え、実はとても危険です。
同じように見えるケーブルでも、中身(対応性能)が全然違うのです。
間違ったケーブル購入・使用すると、様々なトラブルの原因になります。
「Type-Cって、差し込む向きも気にしなくていいし、色々な機器で採用されているから
一家に一本はあるし。何がややこしいの?」
そんな風に思うかもしれませんが、ややこしいのです。
USB Type-Cは、1本でさまざまな用途に対応できる万能なケーブルです。
…と便利なのですが…すべてのケーブルがこれらに対応しているわけではありません。
USB規格は前回も紹介した通り、速度・機能が世代ごとに違ううえ、呼び名が複雑です。
Type-Cケーブルについても同様で、次のような違いがあります。
項目 | 見た目にはわからない違い |
---|---|
データ転送速度 | USB 2.0(480Mbps)~USB4(40Gbps) |
映像出力 | 対応する・しないケーブルがある |
電力供給 | 15W / 60W / 100W / 240Wなど幅広い |
eMarkerチップ | 高出力時に必要。有無で性能が大きく異なる |
Thunderbolt対応 | USBとは別規格。外見は同じでも中身は違う |
…本当にややこしくてやめてほしいですね。
「もう何でもいいんじゃない?」と開き直って購入してしまうと?
たかが1,000円程度のケーブルでも、失敗するとダメージは大きいのです。
(私も何本、半端なケーブルを購入したことやら…)
使用目的 | 必要なスペック |
---|---|
スマホの充電だけ | USB PD対応、3A(60W)で十分 |
ノートPCの充電 | USB PD 100W(5A)、eMarker必須 |
モニターへの接続 | DisplayPort Alt Mode対応必須 |
高速データ転送 | USB 3.2 Gen2以上(10〜40Gbps) |
Thunderbolt対応機器用 | Thunderbolt 3/4対応ケーブル |
表記 | 意味 |
---|---|
「5A対応」「100W」 | 高出力充電に対応 |
「eMarker内蔵」 | 高電流を安全に流せる |
「USB PD対応」 | 急速充電に対応した仕様 |
「USB 3.2 / USB4 / Thunderbolt」 | 高速転送・映像出力対応 |
「Alt Mode対応」 | モニター接続可能な証拠 |
Type-Cケーブルは「何でもできる」ように見えて、実際は“できることに違いがある”ケーブルです。
同じ形状でも、
などが異なるため、見た目や価格だけで選ぶと上手く動作せず後悔することに…
自分の目的に合ったケーブルかどうかをしっかり見極めて
失敗しないケーブルを選びましょう!
※本記事は、「ChatGPT」等生成AIの支援を受けて執筆・編集しています。