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後悔しないType-Cケーブルの選び方

お久しぶりです!SI事業部のIです。
前回は、USBの「コネクタの形」「世代」「名前の再整理」について整理しました。
👉 前回の記事はこちら:USBの規格をおさらいしよう

  • 同じ形でも性能はバラバラ
  • USB 3.0 / 3.1 / 3.2は実は“名前が違うだけ”のものもある

…というややこしさに触れましたが、今回はその続きとして、今や主流の「USB Type-Cケーブル」の落とし穴に迫ります。


😮 Type-Cなら全部同じだと思ってない?

最近ではスマホ、ノートPC、モニター、ゲーム機などなど…
大半の機器がType-Cケーブルを採用しています。

👨「とりあえずType-Cケーブルを買えば何でもつながるでしょ?」

……と思ったあなた(私の事なのですが)
その考え、実はとても危険です。

同じように見えるケーブルでも、中身(対応性能)が全然違うのです。
間違ったケーブル購入・使用すると、様々なトラブルの原因になります。


🤯 なぜType-Cケーブルってややこしい?

「Type-Cって、差し込む向きも気にしなくていいし、色々な機器で採用されているから
一家に一本はあるし。何がややこしいの?」
そんな風に思うかもしれませんが、ややこしいのです。

理由①:何でもできるけど、全部が何でもできるわけじゃない
(何を言っているんでしょうね、本当に…)

USB Type-Cは、1本でさまざまな用途に対応できる万能なケーブルです。

  • ✅ 充電(最大100W以上)
  • ✅ データ転送(USB 2.0〜USB4、Thunderbolt)
  • ✅ 映像出力(DisplayPort Alt ModeやHDMI)
  • ✅ 様々な機器との接続(スマホ・PC・モニターなど)

…と便利なのですが…すべてのケーブルがこれらに対応しているわけではありません。

理由②:規格が多すぎる!【前回に引き続き】

USB規格は前回も紹介した通り、速度・機能が世代ごとに違ううえ、呼び名が複雑です。
Type-Cケーブルについても同様で、次のような違いがあります。

項目見た目にはわからない違い
データ転送速度USB 2.0(480Mbps)~USB4(40Gbps)
映像出力対応する・しないケーブルがある
電力供給15W / 60W / 100W / 240Wなど幅広い
eMarkerチップ高出力時に必要。有無で性能が大きく異なる
Thunderbolt対応USBとは別規格。外見は同じでも中身は違う

…本当にややこしくてやめてほしいですね。
「もう何でもいいんじゃない?」と開き直って購入してしまうと?


⚠ よくある失敗パターン

  • 「100W対応の充電器を買ったのに、全然速くならない」
    → ケーブルが60W(3A)までしか対応していなかった
  • 「モニターにつないでも画面が出ない」
    → ケーブルが映像出力(Alt Mode)に対応していない
  • 「データ転送がやたら遅い」
    → USB 2.0ケーブルだった(480Mbpsまで)

たかが1,000円程度のケーブルでも、失敗するとダメージは大きいのです。
(私も何本、半端なケーブルを購入したことやら…)


✅ 後悔しない!Type-Cケーブルの選び方

① 目的を明確にする

使用目的必要なスペック
スマホの充電だけUSB PD対応、3A(60W)で十分
ノートPCの充電USB PD 100W(5A)、eMarker必須
モニターへの接続DisplayPort Alt Mode対応必須
高速データ転送USB 3.2 Gen2以上(10〜40Gbps)
Thunderbolt対応機器用Thunderbolt 3/4対応ケーブル

② パッケージ・表記をしっかりチェック!

表記意味
「5A対応」「100W」高出力充電に対応
「eMarker内蔵」高電流を安全に流せる
「USB PD対応」急速充電に対応した仕様
「USB 3.2 / USB4 / Thunderbolt」高速転送・映像出力対応
「Alt Mode対応」モニター接続可能な証拠

🛒 ケーブル購入のコツ

  • 安すぎるケーブルは避ける(安全性・性能の信頼性が低いことが多い)
  • 迷ったら:「USB PD 100W・USB 3.2 Gen2以上・eMarker内蔵」を選べば、充電・通信・映像の大半をカバー可能!

✨ まとめ:「全部Type-Cだから同じ」は大間違い!

Type-Cケーブルは「何でもできる」ように見えて、実際は“できることに違いがある”ケーブルです。

同じ形状でも、

  • 電力供給性能
  • 通信速度
  • 映像出力の可否

などが異なるため、見た目や価格だけで選ぶと上手く動作せず後悔することに…

自分の目的に合ったケーブルかどうかをしっかり見極めて
失敗しないケーブルを選びましょう!

※本記事は、「ChatGPT」等生成AIの支援を受けて執筆・編集しています。