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【注意喚起】Windows 11更新KB5074109でクラシック版Outlookがフリーズ

いつも当スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

1. はじめに

2026年1月に配信された Windows 11 セキュリティ更新プログラム 「KB5074109」 の影響で、
クラシック版 Outlook(POP アカウント) にフリーズや終了できないなどの不具合が発生しています。

Microsoft も正式に “既知の問題(Known Issue)” として認め、現在調査を進めています。
(参考:Microsoft Support、Windows Latest、BleepingComputer など)


2. 発生している主な症状

Windows 11 に KB5074109 を適用後、以下のようなトラブルが報告されています。

  • Outlook がフリーズする・応答なしになる
    → 起動後数分で固まるケースも報告されています。
  • アプリが正常に終了しない
    → Outlook 画面は閉じても、バックグラウンドで OUTLOOK.EXE が残り続ける。
  • 再起動できない/開かない
    → プロセスが残るため、次の起動時に「既に開いています」状態になる。
  • 送信済みアイテムにメールが保存されないケース も一部で報告されています。

3. なぜ起きているのか?(技術的背景)

不具合の中心は POP アカウント を利用している環境です。

● POP の場合の特徴

POP では受信メールを PST ファイル に保存し続ける仕様のため、終了時に PST の書き込みを完全に閉じる必要があります。

しかし今回の KB5074109 適用後、
Outlook 終了時にプロセスが正しく解放されず、PST の終了処理が完了しない
という現象が Microsoft により報告されています。

その結果、

「画面が閉じても裏で Outlook が動く → 次の起動でエラー → フリーズにつながる」

という悪循環が発生しています。


4. 今すぐできる一時的な回避策

✦ ① タスクマネージャーで Outlook を強制終了する(推奨)

  1. Ctrl+Shift+Esc を押してタスクマネージャーを開く
  2. 「プロセス」または「詳細」タブで OUTLOOK.EXE を探す
  3. 右クリック → 「タスクの終了」

→ 再起動せずに Outlook を再び開けるようになります。
(Microsoft も暫定対応として案内)

✦ ② KB5074109 を削除する(非推奨・最終手段)

ユーザーからは 削除すると改善する という報告もあります。
ただし、セキュリティ更新が無効になるため危険 と Microsoft も警告しており、基本的には避けるべき対応です。


5. Microsoft の対応状況(2026年1月現在)

  • 状況:調査中(Known Issue として公開)
  • Outlook チームと Windows チームが共同で原因分析中
  • 修正版パッチの配信予定は現時点では未定
  • 将来的には Outlook 側または Windows 側の更新で修正される見込み

6. まとめ

項目内容
不具合対象Windows 11 + KB5074109 + クラシック Outlook(POP)
主な症状フリーズ、終了しない、起動できない、バックグラウンドに残る
原因Outlook 終了処理の異常(PST 関連処理が完了しない)
現在の状況Microsoft が正式に認識し調査中
暫定対処タスクマネージャーで Outlook を終了

注記: 「Outlook」「Windows」は米国 Microsoft Corporation の登録商標です。