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リモートデスクトップ接続時に表示される見慣れない警告について

いつも当スタッフブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

最近、リモートデスクトップ(RDP)接続時に「これまで見たことのない警告メッセージが表示される」といったお問い合わせが増えています。
今回は、この事象の背景と対処方法についてご紹介いたします。

■ 本記事はこんな方におすすめです

  • リモートデスクトップ接続時に突然警告が表示されて困っている方
  • 今まで問題なく接続できていたのに挙動が変わったと感じている方
  • 原因と対処を把握してスムーズに業務を進めたい方

■ 今回の事象について

リモートデスクトップ接続を行った際に、
・証明書に関する警告が表示される
・接続前に確認メッセージが表示されるようになった
・これまで自動で接続できていた環境で手動確認が必要になった

といった挙動の変化が発生することがあります。

これらは故障や設定ミスではなく、Windowsアップデート(KB5083769)の適用により、セキュリティ仕様が変更されたことが
原因です。

■ 原因

KB5083769の適用後、リモートデスクトップ接続における証明書検証や接続時のセキュリティチェックが強化されました。
その結果、これまで表示されていなかった警告が明示的に表示されるようになっています。
いわば「今まで見えていなかった確認処理が可視化された」状態です。

■ 対処方法(従来の挙動に戻す)

業務上どうしても従来通りの接続フローに戻したい場合は、レジストリ設定を変更することで回避可能です。
※ レジストリの変更はシステムに影響を与えるため、実施は自己責任でお願いいたします。

▼ 手順概要

  1. Windowsマークをクリックし、【regedit】と入力してレジストリエディタを起動
  2. レジストリエディタの左側に表示されるフォルダ一覧から、
    【HKEY_LOCAL_MACHINE】→【Software】→【Policies】→【Microsoft】→【Windows NT】→
    【Terminal Services】→【Client】の順にクリックして進みます。
    ※途中で【Terminal Services】や【Client】が見当たらない場合は、親フォルダを右クリックし「新規」→「キー」を選択して同じ名前で作成してください。
  3. 右側の空白部分を右クリックし、「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選択して
    「RedirectionWarningDialogVersion」という名前で作成し、ダブルクリックして値のデータを「1」に設定
  4. PCを再起動、またはログオフ/ログオン

※ 環境やポリシーにより設定内容は異なるため、事前に検証環境での確認を推奨します。

■ 補足

今回の変更はセキュリティ強化を目的としたものであり、本来は警告を無効化せず、そのまま運用することが推奨されます。
特にインターネット越しの接続や外部ネットワークを利用する場合は、警告の内容を確認した上で接続する運用が望ましいです。

■ まとめ

  • RDP接続時の警告はKB5083769による仕様変更が原因
  • 不具合ではなくセキュリティ強化による正常な挙動
  • レジストリ変更により従来の動作へ戻すことは可能
  • ただしセキュリティ観点では慎重な判断が必要

突然の挙動変化に戸惑うケースも多いかと思いますが、背景を理解することで落ち着いて対応できるようになります。
同様の現象でお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。

今後も、皆様の業務に役立つ情報を分かりやすくお届けしてまいります。

【免責事項・商標について】

※ 本記事は実際の事例をもとに作成していますが、すべての環境で同様の結果を保証するものではありません。
※ レジストリの変更はシステムに影響を与える可能性があるため、実施の際は十分ご注意ください。
※ 記載されている製品名・サービス名は、各社の登録商標または商標です。